frottage

2020年の作品

2020年

2020年8月のt-A・t-B、10月の役立たずの機械、12月のplantsを紹介します。

公園の遊具や水飲み場を思わせる作品群には、2020年に変化した生活空間への関心があります。外の活動が家の中へ入り、公的な場所と私的な場所の境界が曖昧になる。その変化を背景に制作しました。

遊具に見立てた作品を建築空間の中へ置くことで、空間の境界がせめぎ合う緊張を和らげられるのではないか。t-A・t-B、役立たずの機械、plantsを含む受賞展示では、そのように考えていました。

くびれのある積層形状を吊り下げたt-Aの全景写真を大きく見る ↗
SCULPTURE / 2020.08

t-A

CNC加工・ミクストメディア

3Dのデータモデルを変形し、CNC加工で実物に起こす。データから素材へ戻る過程を探った作品です。

工法の選択や外部加工の手配も制作の一部として考え、デジタルの形と実物の見え方を往復しました。寸法は幅80 × 奥行80 × 高さ300cm。

t-Aの接合部と積層形状
t-Aの接合部と積層形状
中央が膨らんだ積層形状を吊り下げたt-Bの全景写真を大きく見る ↗
SCULPTURE / 2020.08

t-B

CNC加工・工法のトータルコーディネート・ミクストメディア

幅80 × 奥行80 × 高さ300cm。

t-Bのフレームと積層形状
t-Bのフレームと積層形状
屋外に設置された、大理石の水盤と鉄の脚からなる彫刻写真を大きく見る ↗
SCULPTURE / 2020.10

役立たずの機械

大理石・鋳鉄・鉄・循環装置

公園の水道を思わせる形に、黒い液体が循環する仕組みを組み込みました。身近な道具を展示の場へ移し、その見え方を問い直す作品です。

大理石、鋳鉄、45C(鉄)、循環装置、黒い液体を用いたミクストメディア。W × H × D:85 × 50 × 30 cm。